時間や曜日を考えたうえでテレアポすることも、アポイント率を上げるためには重要です。ここで、人材紹介業の金融業界に対するテレアポ例をご紹介します。
電話に出そうな曜日 金融業界の 1週間は、基本的には通常の企業と変わりません。私は、火・水・木に集中して電話をしていました。月・金・土・日を外す理由は、月曜日は週はじめで、ミーティングなどで不在が多い、あるいは週はじめで「忙しい」と言われる率が高いためです。金・土・日曜日は、週末で忙しいのと休みなので外しています。とくに、金曜日は週末なので、「また、来週電話して」と言われる率が高いようです。また、火曜日のテレアポだとその遇のうちにアポイントを取るように、木曜日だと次の週のはじめ(火・水曜日)にアポイントを取るようにしていました。
電話に出そうな時間帯 午前中は、10時30分から12時30分、午後は 3時から4時がいいでしょう。 この理由ですが、9時からは10分程度、朝のミーティングをやっている場合が多いため、そのあとに電話をします。午後は、食事を交替でとる場合もあるため、正午から午後2時の 間は外して、午後3時から電話をします。午前10時と午後3時前後は、1日の中では比較 的ゆっくりしていて、気がゆるんでいる時間だからです。そこを狙って電話をします。
このような情報は、なるべく事前に収集しておくようにします。情報が得られない場合は、初期段階で何件か試してみて、忙しい時間に電話して断られるというリスクを減らしています。テレアポ先が一般企業である場合もほとんど変わりませんが、かける相手によっては事情が異なる場合もあるため、事前に調べておくことは重要です。
私がなぜ、このような法則にこだわるのかと言うと、やはり私も断られるのはイヤだからです。できれば、気持ちよくアポイントを取りたいからです。このような法則を考えることによって、無駄に断られる理由が少しは減るはずです。 これらのリスト・時間・曜日の法則やポイントを考え、実際に話すトークに特長を持たせて実施することで、アポ率を上げることができます。
また、仮説に基づいてテレアポを行なうと、断られた場合に内容を再度検討し、もう一度挑戦することができます。ところが、何も考えずにテレアポをすると、どこがポイントで、どこを変更すればアポ率が上がるか、比較検討することができません。その意昧で、今ある「リスト」のチェックを行ない、法則を考えることは重要です。
また、アポ率が悪いリストで、その理由がわかった場合、思い切ってそのリストを使うのをやめてしまうことも必要でしょう。
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