テレアポのトーク、いわゆるスクリプトを暗記してはいけません。 なぜなら、暗記するとトークから外れて、その場の思いつきで話してしまうことがあるからです。
また、先方から返された内容が暗記していない想定外のものだった場合、頭が真っ白になって、何も話せなくなってしまいます。スクリプトが目の前にあると、たとえ想定外の内容を返されたとしても、次に話す内容を探しながらしゃべることができます。また、暗記してしゃべると早口になります。忘れてしまわないように、思い出したことをすぐ口にするから早口になるのです。
前にも言いましたが、早口のテレアポは切られる原因となります。上手にコミュニケーションを取るには、自分自身でコントロールすることが大切です。スクリプトを組み立てたとおりに話すことで、自分側でコントロールすることができます。
また、テレアポはゆっくり話すことが重要であると言いましたが、暗記をせず、スクリプトを目で追って話すと、自然にぺースはゆっくりになります。
ある俳優さんの話です。その俳優さんは、セリフを覚えるときに台本を頭に焼きつけて、その頭にある台本を見ながらセリフを話すそうです。かなり右脳(イメージを記憶する芸術脳)が発達している方だと思います。台本を見ながらセリフを話すと、独特の聞が生まれます。この間がその俳優さんのセリフ回しの昧になっています。つまり、この俳優さんのセリフは頭の中の台本を読んでいるため、ゆっくりになるわけです。
また、その頭の中の台本には、「ここは強く」とか「気持ちをこめて」とか、セリフ以外の注意点も書いてあるそうです。 テレアポのスクリプト色、実際に発音するトークに加えて、「ここはもっとゆっくり」と か「第三者の影響力」というように書いておくとわかりやすいでしょう。
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