テレアポ経験者、営業成績の優秀な方、いわゆるデキる方は、準備をせず、すぐに勘を頼りにテレアポをはじめる傾向があるようです。かつての私もそうでした。自信があったので、自分の勘だけを頼りにテレアポをしていました。
しかし、結果は散々なものでした。まずは、進むべき方向を決めましょう。 方向が決まらないと、最初の一歩を踏み出すことはできません。そして、一歩一歩を着実に進めて足跡を残していき、途中でこの方向でいいのか、必ずふり返ってみましょう。
なぜ、ふり返ることが必要なのでしょうか。テレアポは、失敗することのほうが圧倒的に多いのです。だからこそ、必ず結果をふり返って試行錯誤することが重要なのです。
実際にテレアポをする前に用意しておくべきものがあります。ここから、 アポが取れるかどうかの勝負ははじまっているのです。
テレアポでは、こちらの顔は相手から見えません。 だからと言って、不潔な格好をしていたり、椅子にふんぞり返ったり、机に肘をついたままテレアポをすることは禁物です。
なぜかと言うと、テレアポでは顔や姿が見えない分、面談してのコミュニケーションより、こちらの意図を伝えることが格段にむずかしいからです。人は話をするとき、無意識のうちに身振り手振りを交えて、相手に自分の言いたいことを伝えようとします。 試しに、手を使わずに、口だけで目の前の方と話をしてみてください。かなり違和感があるはずです。また、コミュニケーションには、表情や目の動きも重要です。
「目は口ほどに物を一言う」と言われています。 私は子供の頃、相手の目を見ながら話しなさい、と教わりました。目をそらして、目の前の方と話をしてみてください。これも、かなり違和感があるはずです。
このようなことを考えると、姿勢が悪かったりルーズな態度だと、声の調子からその様子が相手に伝わってしまうことがわかります。
私はテレアポをしているとき、相手がこんな事務所で、こんな椅子と机がある会社に電話 をしているのだと、情景を勝手に想像しながら話しています。
たとえば、いわゆる社長という方にテレアポをする場合、相手の声がこもっているのは、 相手は深い椅子に座って、ふんぞり返っているからだと想像します。おそらく、このような 想像は、それほど見当違いなことではないはずです。
このように、声からだけでも相手の様子が伝わってくるため、テレアポの際の身だしなみ にも気を配る必要があるのです。
お気軽にお電話ください。フリーダイヤルをタッチ
平日 9:00〜18:00(土日祝休)