鏡は「身だしなみ」を整えるためにも使いますが、断られたときにも使います。テレアポで断られると、しだいに気持ちが落ち込んでいきます。気持ちが落ち込むと、声にも影響し、ついつい暗い声になります。
その結果、ますますアポが取れなくなるという悪循環に陥ります。アポが取れるのは、自信に満ちた声の持ち主です。
この、落ち込んだ状態のときに鏡を使います。鏡を見ながら、にっこりと笑ってみてください。笑顔はすべてを解決してくれます。
私がアルミサッシメーカーの新入社員時代、研修で何人かの所長と同行営業したことがあ りますが、その中の 1人が、営業20年強までは、にっこりとした笑顔ときちんと挨拶ができればサッシは売れる、と教えてくれました。
たしかに、新人で知識もない営業マンがどんなにがんばっても、たかがしれています。それよりも、にっこり笑うことがどれほど重要かを教えてもらいました。
また、鏡にはもうひとつの利用法もあります。テレアポは、相手の顔が見えないコミュニケーションであると述べましたが、相手の顔は見えなくても、テレアポの際の自分自身の表情を見るために鏡を使うのです。自立する鏡で角度を調整しながら、自分の表情を観察してください。このとき、会話中の表情や身振り手振りなどをチェックします。
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